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鳥だけが友達だった...。負けん気の強かった亡き父の心を支えた幼き日の山での思い出

2021年4月3日

  • <この体験記を書いた人>


    ペンネーム:トリコ
    性別:女
    年齢:48
    プロフィール:自営業の夫と大学生の息子の3人で暮らす主婦です。夫の不倫、施設に入居中の母の問題発言など悩みは尽きません。


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    2020年の春、姉(54歳)と一緒に亡き父(満86歳で没)の故郷を訪れ、墓参りをしました。


    父が生まれ育ったのは、山と海に囲まれたのどかな田舎町です。


    生前は、故郷の話や子ども時代の思い出を何度となく語ってくれました。


    生まれつき左足が不自由だった父は、両手に杖をつき、舗装もされていない山道を歩いて学校まで通ったそうです。


    ハンディキャップを抱えながらも、負けん気は人一倍強く、逆立ちをして校庭を一周したり、自由のきく右足で水を掻いて平泳ぎを披露したりと周りを驚かせていたそうです。


    杖を取り上げようと近づいてくる悪ガキには、懐に隠し持った石をぶつけて応戦することも。


    「俺はいじめられたぐらいじゃ、へこたれなかったぞ」


    そう武勇伝を語る父には、たくさんの勇気をもらいました。

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