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防犯カメラを家中に設置する父は過剰防衛? 電話した時の本人確認質問も、難易度が高すぎるぞ!

2021年2月23日

  • <この体験記を書いた人>


    ペンネーム:まるおじ
    性別:男
    年齢:52
    プロフィール:専業主婦の妻と高校生、小学生の子供の4人家族です。単身赴任中で月1、2回自宅に戻る生活が3年ほど続いています。


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    現在70代後半の私の両親は、50年近く前、私が3歳の時に郊外のニュータウンに一戸建てを購入し、私と弟が独立した後も夫婦2人で住んでいます。
    当時は若い世帯ばかりで子供で溢れていた街も、時間とともに老齢世帯ばかりのいわゆる「オールドタウン」になってしまいました。
    それとともに、高齢者世帯を狙った犯罪が増え始めたのです。
    2年ほど前には、近所に住む高齢世帯の方が立て続けに強盗や特殊詐欺に遭われる事件がありました。
    それまで近所で事件らしい事件もない平和な街だったこともあり、防犯には全く無頓着で私や弟の心配にも全く耳を貸そうとしなかった両親。
    しかし、初めて身近なところで犯罪があったことで、ようやく防犯に取り組み始めました。
    そして、もともと少し神経質で凝り性の父の取り組みは、いくら何でもやり過ぎではないか? と思えるものになってしまっているのです。
    まず、泥棒が入ってもすぐ分かるようにと、家中に防犯カメラと赤外線センサーを張り巡らせ、インターホンは録画機能付きのものに変更しました。
    門には防犯カメラが2つもそびえ立っており、まるでその筋の方が住んでいるような異様な雰囲気。
    宅急便が来てもカメラ越しに配達員の方の名前や身分証を確認してからしか取りにいかないという念の入れようのため、郵便局や配達業者の間では面倒な家として有名になってしまっているでしょう。
    そして、特殊詐欺には絶対に遭わないようにしたいということで、電話機も防犯機能のついたものに変更されました。
    かかってきた電話には身内であっても念入りな本人確認を終えないと、話をしてくれなくなりました。
    例えば、私が電話した場合、まず「この電話は特殊詐欺防止のため全ての会話が録音されます。また...」という長いメッセージが続いた後にようやく父が出るのです。
    しかし私が名乗るや否や「まずは本人かどうか確認したい」と言うと、私の小学校時代の担任の先生の名前や、昔所属していた少年野球チームの名前などを聞いてきます。
    私自身も忘れてしまっているような質問も多く、間違えたり答えられなかったりすると容赦なく電話は切られてしまいます。
    確かに、これだけ念入りに対策すれば詐欺犯も寄り付かないでしょうが、1~2分で済む話をするのに10分ちかくかかってしまうような場合もあり、電話をする側からするとストレスでしかありません。
    最初の頃は近所の人からも面倒がられ、のんびり屋の母はうんざりしていた様子でした。
    しかし、ここ最近は宅配業者のマナーが良くなったり、不審な電話も減ってきているなど、それなりに効果はあるようで、その点だけは息子としても一安心です。
    後は電子メールかLINEでも使えるようになってくれれば面倒な電話をせずに済んでよいのですが、インターネットやSNSでも詐欺があるからダメとのことです...。

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